エクセル2010でドロップダウンリストを作成する方法

エクセル2010でドロップダウンリストを作成する方法

パソコンがこれだけ普及した現代社会においては、エクセル、ワード、パワーポイントの3ソフトは必須ビジネススキルとまで言われるようになりました。特に、エクセルの汎用性は非常に高く、エクセルだけで文書作成、テンプレート作成、表計算、図表作成、それらを駆使した報告書作成と、まさにエクセルさえあれば何でもできてしまうような非常に汎用性が高い優秀なアプリケーションです。そんなエクセルで今も主流バージョンとして使用されているのがエクセル2010です。使い勝手が非常によく、多くのユーザーが慣れ親しんでいるバージョンです。このエクセルには、様々な便利機能が搭載されていますが、中でも特に便利なものが、「ドロップダウンリスト」です。これを使用することで、あらかじめ用意されたワードしか入力できないようになり、人的入力ミスを防ぐことが可能になるのです。そこで今回は、このドロップダウンリストを作成する方法について見ていきたいと思います。

従う手順:
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まず、ドロップダウンリストを作成したいセルにカーソルを合わせ、クリックし、アクティブ状態にします。

その後、ツールバーにある「データの入力規則」アイコンをクリックします。

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すると、データの入力規則のダイヤログボックスが表示されますので、「設定」をクリックしてください。

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「入力値の種類」と表示された箇所の右寄りに、▼マークがありますので、そこをクリックしてください。すると、下記のようなリストが表示されるはずです。表示された項目の中から、「リスト」を選択してください。

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次に、「元の値」欄を入力していきます。この元の値欄に入力する内容は、ドロップダウンリストとして表示させたいワードです。ここにそれらのワードを直接入力する場合は、ワードとワードの間に半角カンマ+スペースを必ず入れるようにしてください。また、直接入力しなくても、入力欄右端にあるアイコンをクリックすれば、他のセルエリアに入力しているワードを参照させることも可能です。この場合、セルエリアの内容を変更すれば、ドロップダウンリストに表示されるワードも自動的に変更されますので、非常に便利です。入力が終わったら「OK」ボタンをクリックしてください。これでドロップダウンリストの作成は完了です。

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以上、エクセル2010でドロップダウンリストを作成する方法について見てきました。いかがだったでしょうか。方法としては少し難しかったかもしれませんが、一度手順を覚えてしまえば簡単に行えるようになります。ドロップダウンリストに表示させたいワードというのは、後々変更になる可能性も高いですから、参照範囲を入力することで、リスト表示内容と連動させることができ、とても便利になります。エクセルでかなり使えるテクニックですから、皆さんも是非一度試してみてください。

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