スマホがフリーズした時の対策

スマホがフリーズした時の対策

iPhoneやAndroidスマートフォンが広く普及し、生活は非常に便利になりました。分からないことは、スマホ片手にいつでもどこでも調べることができますし、豊富なアプリやツールを使ってゲームを楽しんだりデジタルコンテンツを作成したりすることも可能です。私たち人間とは違って、たくさんのことが一瞬で同時にできてしまうとても頼もしい生活アイテムです。しかし、そんなスマートフォンもたまには調子が悪くなってしまいます。その中でも一番困るのが、フリーズ現象です。iPhoneでもAndroidスマホでもフリーズは起こってしまう可能性があります。ゲームの大事なところで画面が固まって動かなくなったり、写真加工中に動かなくなったりと、一度フリーズしてしまうと何もできなくなってしまうため、とても困ります。今回は、その様にフリーズしてしまった場合の対策について見ていきたいと思います。

従う手順:
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まずはiPhoneのフリーズした場合の対策から見ていきます。フリーズがよく起きやすいのが、アプリの起動時です。もし、アプリ起動時にiPhoneが動かなくなってしまったら、アプリのタスクをローカルから消去しましょう。フリーズした状態でもホームボタンを連続で押せば、タスクを強制的に消去できるようになります。まずはこれを試してみて下さい。

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ステップ1のやり方で改善できる場合は、アプリがフリーズしてしまっている状況です。アプリ側にフリーズ要因がある場合はタスクの強制終了で解決するのですが、iPhone自体がフリーズを起こしている場合があります。厳密に言うと、iPhoneを動かしているOSのiOSが固まって動かなくなった場合のことです。この時には、ホームボタンを押しても全く反応がありません。この様な時は、まず端末の再起動を試しましょう。電源ボタンを長押しして下さい。それでも反応がない場合は、電源ボタンとホームボタンを長押ししてiPhoneをリセットしてみて下さい。フリーズ現象の多くがこのやり方で改善すると思います。

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ステップ2のやり方でも改善しない場合は、iTunesに繋いでみましょう。最悪の場合データが消えてしまっている恐れがありますが、iTunesやiCloudからのバックアップでデータとシステムの復元が可能です。ここまでいくことはあまりありませんが、何をしてもダメな時の最終手段はこれしかありません。

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次にAndroidスマホでフリーズが起きた時の対策について見ていきたいと思います。AndroidにおいてもiPhoneと同様、アプリ起動時によくフリーズします。その様な時は、アプリ側に原因がありますので、アプリを強制終了してあげましょう。

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アプリ固有の問題によるフリーズであれば、ステップ4のやり方で改善するのですが、アプリに限らずよくフリーズしてしまう場合は、高負荷によるCPUの熱暴走の可能性が疑われます。たくさんのアプリを開きすぎていたり、端末自体が熱くなっていたりしたらその可能性が高いです。その様な時は、端末を休ませるのが一番効果的です。単純ですが、端末自体を冷やしたり、バックグラウンドで余計に開いているアプリを全て落として様子を見てみて下さい。

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上記の方法や端末の再起動を試しても効果がない場合は、端末初期化を実行しましょう。悲しいですが、データは消えてしまい、工場出荷時の状態になります。iPhoneの復元同様、フリーズ対策の最終手段です。

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これまで、iPhoneとAndroidスマホのフリーズ対策について見てきました。両者とも基本的には小さなパソコンと同じですから、フリーズの原因もパソコンに似たものがあります。パソコンには冷却装置や大容量メモリ、超高速マルチコアCPU等が搭載されており、予めフリーズ現象が起こりにくくなっているのですが、スマホにはそういった設備があまりありません。というよりもスマホは小さいですから、ハード的に限界があるのです。だからこそ、使う側の私たちがある程度工夫してあげることが大切なのです。フリーズ対策について少しでもご参考になれば幸いです。

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