買った時からiPhoneにインストールされているアプリ(標準アプリ)って、削除しようと思っても出来ませんよね……。(アイコンの長押しで削除する事が出来ません。)でも、使わないアプリをずっと表示させたままにしておくのは億劫なものです。特に、アプリをたくさん入れている方々にとっては……。
なんとかして、使用しないこの「標準アプリ」を、ホーム画面から削除する事は出来ないのでしょうか……?
実は、その方法があるんです!!(厳密には、「削除する」ではなく「非表示にする」のですが……。)
今回は、その方法を紹介していきます。
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<iPhoneの標準アプリを非表示にする方法 その1>
それでは今から、iPhoneの標準アプリを非表示にする方法を紹介していきます。(iPhoneだけでなく、iPadでも同様の方法で非表示にする事が出来ます。)
まずは、ホーム画面を開いて下さい。
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ホーム画面の「設定」をタップして下さい。
そうしますと、以下のような設定画面が表示されます。
赤で囲まれている「一般」をタップして下さい。
画像:pc-karuma.net
「一般」の画面が表示されましたら、下にスクロールしていって下さい。
すると、「機能制限」という箇所がありますので、そこをタップして下さい。
「機能制限」の画面が表示されましたら、「機能制限を設定」をタップして下さい。
そうすると、「パスコード入力画面」が表示されます。パスコードを入力して下さい。(※ここで入力するパスコードは、通常使用するパスコードとは異なるパスコードとなります。忘れないように&混同しないように充分に注意して下さい。)
パスコードを入力すると、「アプリのリスト」が表示されます。
そこで、「許可するアプリ(表示するアプリ)」と「非表示にするアプリ」を、アプリごとに個別に設定出来ます。この時に、消したい標準アプリを全て「オフ」にしていきます。
すると、「オフ」にした標準アプリが、ホーム画面から消えます。(これで完了です。)
<iPhoneの標準アプリを非表示にする方法 その2>
実は、もう1つ方法がありますので、そちらの方法も今から紹介していこうと思います。
まずは、ホーム画面を開いて下さい。
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次に、「アプリが全くないページ(ホーム画面の3ページ目など)」に「消したい標準アプリ」を移動します。
そして、消したい標準アプリのアイコンをドラッグ(指で長押し)します。
次に、ドラッグしている標準アプリを移動させ、格納する別のアプリのフォルダと重ねます。
すると、自動的にフォルダが作成されますので(この時点ではまだ、ドラッグ中の指は絶対に離してはいけません)、そのフォルダに「消したい標準アプリ」を入れることなく、アイコンを下に移動し、フォルダを閉じます。
その状態で「消したい標準アプリ」を画面最下部のグレー部分で指を離します。これで完了です。
ホーム画面に戻れば、「消した標準アプリ」のアイコンが削除されている事が確認出来ます。
この方法を一言で申しますと
“フォルダの中に標準アプリを入れる”
という事です。
<まとめ>
その1とその2、どちらの方法であっても、「非表示」にしたアプリは使用する事が出来なくなります。(使用しないので消したわけですから、当然ながら困る事はありませんね。)
消した標準アプリは「完全にデータを削除した」というわけではなく「非表示にしている」だけですので、アプリのデータ自体が完全に消えてしまったわけではありません。(パソコンでいうところの「デスクトップアイコンから消えただけの状態」であるという事です。)
もし、消した標準アプリを再び利用したい時(復活させたい時)は、“再起動する”。
これだけで、標準アプリを再表示させる事が可能です。
<なぜ、標準アプリは削除出来ないのか?>
なぜ、標準アプリは削除できないようになっているのでしょうか?
AppleのCEOであるティム・クックさんいわく、“システムに不具合が生じる可能性があるので削除出来ない”のだそうです。(「標準アプリを使わせたいから」というわけではないそうです。)
しかし、多くのユーザーが「標準アプリを削除したい」という要望を持っている事は、クック氏もご存知のようで、“将来的には、これらの方法を駆使しなくても普通に削除出来るようにする”そうです。
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